2023/03/16 17:00
極限まで絞っている土踏まず部分はアウトステッチが見えないくらいになります。
ただ単に裏側から見たラインを細くしているだけではなく(それはおそらくべベルドウェスト風)
横から見ると土踏まず部分に向かって革が薄くなっていくライン、裏側から見るとまぁるいライン。
そんなべベルドウェストはまさに手仕事でしかできない仕上げです。
ちなみにべベルドウェストのやり方は流派によって異なりますが、あらかじめ革を加工しておいてから仕上げることで、このエレガントなラインを作り出しています。職人さんによって個性が出る部分でもあります。
ビスポークなどに多いこの技法を使用するとTHEエレガントになりますが、ブヒはいつもの通りエレガントとワイルドの合わせ技として使用します。ビンテージな雰囲気だったり、斬新なアッパーと合わせたり。無骨な雰囲気にべベルドウェストを入れるバランスが特に好きなのでよく取り入れています。
ボリュームがあるけれどベタッとした仕上がりにならないような工夫でもあります。踏まずがギュンとしていると格好良いラインになると思っています。
そんなべベルドウェストを取り入れた靴たちをご紹介します。
1:ワイルドなアッパーとの合わせ技。
アッパーも底付けも攻めたこの雰囲気をべベルドウェストで仕上げています。
つま先のボリュームとのメリハリがポイントです。

2:細めのシルエットを強調する仕上げ。
黒でまとめてシュッとした雰囲気をさらに格好良く見せるべベルドウェスト。
細いだけじゃない立体感とエッジは実物を見ていただきたいです。

3:スマートな仕上げでもエレガント。
さりげないべベルドウェスト。まさに青銅みたいな仕上がりです。
4:ビンテージな雰囲気と合わせて。
昔は踏まずが細い靴が多かったので、その雰囲気をべベルドウェストで表現。
ただ細いだけじゃなく履いて格好良いバランスを意識しています。
靴によってべベルドウェストの仕上げも少しづつ変化させます。
その靴に合う雰囲気はどんなんがいいかなーと毎回試行錯誤しながら制作しています。
以上!べベルドウェストの靴たちをご紹介しました。
ありがとうございましたー