2023/06/09 17:16
ゴートスキンにもいろいろありますし、ブヒでも何種類かのゴートスキンを試しました。
その中でも特に分厚くてシボがゴリゴリのイカつーいゴートスキンを一番気に入って使用しています。
今回のアイアンマンもそうです。

シボがハッキリと出ているし、約2~2.5mmほどある厚みもこの仕上がりにはもってこいです。
鉄のように強そうな雰囲気がまさにアイアンマンなのです。
それでいて「硬いか?」と聞かれると、厚さの割にはしなやかな印象です。その秘密はオイルをたーっぷり含んでいるから。
パッと見はそんな感じもしないのですが、オイルがしっかり染み込んでおります。
ちなみにこの革は染料染めなので色落ちしやすいです。お気に入りの真っ白な靴下!とかはやめといた方が良さそうです。
ゴートスキンのお手入れ
うちの靴たちは基本的に「無色の乳化性クリームでお手入れしたらええでー」「ブラッシング重視でお願いししますー」という感じです。
それでももちろん問題ないのですが、最近は『オイル』でのお手入れもオススメしております。
ブヒは「ダビンオイル」を使っています。他にも「マスタングペースト」も良いと思います。
ミンクオイルもダメではないですがクリームが固めなので、ベタつきが逆に汚れを付着させてしまう場合があるので難易度高いかなーと思います。(個人的見解です。)
ダビンオイルを全体に薄めに&均一に塗り込みます。(ペネトレイトブラシを使うとやりやすいです。)
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一日放置(オイルを馴染ませるのが重要です。)
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ある程度表面が乾いているので、ブラッシングもしくは布などで乾拭きしてください。
余分な油分を取り除くためです。ベトベト禁止です。
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これで完成でーす。
一日放置があるのでちょっと時間が必要ですが、この放置は重要なのでなんとか我慢して一日放置してください!
ちなみに、靴によってお手入れ方法は変わります。全部の革靴をこの方法でやればいいとかではないのでお気をつけください。
特にクロム鞣や顔料染めの靴など(ツルッとしたやつ)はオイルは向かないのでやめといてくださーい。

ちなみに靴が完成した時に上記の工程を行なっていますので、最初のお手入れは必要ありません。
しばらくはブラッシングのみで十分です。
乾燥してきましたらお手入れしてあげてください。
目安は難しいのでコレ!と言って決まりはないのですが、表面がパサついてるような、ツヤがなくなってきたかな?とか、なんか元気ないんちゃうかー?とか、そんな感じです。笑
週に2~3回履く人なら1ヶ月くらいかな?どうやろなー?ってくらいです。
ちなみに、結構汚れる環境にいる私たちでも1ヶ月に1回やるかやらないかくらいです。(2、3足を履き回しています。)
その代わりにブラッシングは頻繁に行なっています。
ブヒなんかは雨の日に履いた後、お手入れすることが多いです。やっぱり泥とか砂とかつくので、ちょうど良いかと思います。
乳化性クリームとの違い
アイアンマン1stを作った3年半前からいろいろと試した結果、うちのアイアンマンに使用しているゴートスキンにはオイルでのお手入れの方が相性が良いのではないか!という考えに至りました。
理由の一つ目は、タンニン鞣の染料染めのゴートスキンだからです。
その為に、クリームを吸いすぎるのでクリームをつけすぎた場合にシミやムラになる事もあるのかなーと思ったからです。
またクリームがダマになっていたりで、均一にクリームを塗り込みづらくて結果的に厚塗りになるような気がします。
それならば、元々オイルたっぷりのゴートスキンが乾燥してきらまたオイルを足してあげるほうが自然なのかもと考えました。
オイルならばムラにもならないし、一日置いて余分なオイルを拭き取ってあげれば問題ないのではないかと思います。
二つ目は、ゴートスキンのシボ。
このシボはいわゆる凹凸になっているので、ブラッシングが不十分だとクリームが残りやすいというデメリットがあります。
クリームがシボの凹んでいる部分に残っているとそこにまた汚れが付着して汚なーくなってしまいます。
せっかくお手入れしたのにこれでは残念すぎます。やはりベトベト禁止です。
その点オイルはクリームよりも柔らかいので、シボの凹みに残りにくいのではないかと思います。
もちろん塗りすぎは厳禁です。薄ーく均一に!が大切です。ほんで念入りにブラッシングすれば完璧でーす。
傷や摩擦に強くて頑丈!なアイアンマンは、お手入れも楽々でーす。
と、いつも言っておりますので。
基本ブラッシング、乾燥したらオイルを塗ってあげる。ただそれだけだと思います。
砂とか埃などの外部からの汚れを取り除いていればほとんど大丈夫です。
お出かけ前にサッサーとブラッシングするだけでもなんだか気分が良いです。
大切な靴やお気に入りの靴たち!ながーく履きたいのなら、ガシガシ履くことだと思います。
靴底は減るものですし、多少の傷や汚れはつくものです。
いずれ履けなくなる時が来ても十分に履いてもらった靴ならば悔いなし!そんな風に考えています。